Deer Plus Oneは
「鹿のツノに、ひと工夫」をコンセプトに
これまで不要なモノとして捨てられていた
鹿のツノを国内の猟師から直接買付け
工夫とアイディアを加えることで
新たな価値を創造して
獣害問題に取り組むプロジェクトです。

Story

プロジェクトのきっかけ

「鹿のツノを使ってなにか、よい商品を作れないか?」
都内でジビエ料理屋、「ジビーノ」を営むヒデさんのそんな一言に私たちは集まりました。
そこで鹿の獣害という環境問題の状況や社会的な課題、そして日夜その問題に取り組む猟師の方々や、農作物の被害に苦しむ農家の方々の存在がいることを教えてもらいました。
猟師の方々は増え続ける鹿とその獣害から農作物や森を守るために、日々鹿を捕獲しています。
しかし、鹿は食べられる部分が少なく、皮や角などは加工に手間がかかってしまうため、ほとんどが活かされることなく捨てられているのが現状です。

※ ヒデさんに急遽振る舞ってもらった鹿肉のジビエ料理。
素晴らしく美味だったが、こうして料理として出るまでにとても多くの手間がかかっている。

私たちには感じること、気が付くことがない社会の課題を突然突きつけられたことで
「私たちにできることはなにかあるだろうか?」
という思いが自然と湧いてきました。

【現場へ足を運ぶ】

熊本県・球磨村の役場の担当者の方とジビエの里協議会の会長さんを紹介していただき、まずは実際の現場に足を運びました。
球磨村は川と山々に囲まれた豊かな自然が美しいところです。村を散策していると川には取り残されたような生えている橋脚、山沿にはひしゃげた線路といったように、令和2年7月の熊本豪雨の爪痕が色濃くの残っていました。
球磨村の役場の方の案内で、鹿を捌く解体場へ案内してもらいました。

獣害被害に頭を悩ませながら生活をしている人々から、生きた言葉で、さまざまな話を聞くことができたことできたことで私たちはよりこの問題を考えました。
現状を実際にこの目で見て、聞き、感じました。

そして、課題を解決するためにはさまざまな障害や困難があり、時間もかかるだろうな、ということを、実際にここにくる前よりもさらに強く思いました。

「私たちにできることは、何だろう?」

都内に戻り、さっそく本格的なプロダクトの検討と制作を開始した私たちは、さまざまな形や大きさで検証を重ね、試行錯誤を繰り返し、まずは1stプロダクトとして
・鹿のツノのインテリア照明
・インテリアオブジェ
の2点の制作しました。

※部屋を彩るインテリア照明(左)と、アクセサリースタンドにも使えるインテリアオブジェクト(左)

しかし、商品化にともないまだ問題はいくつかある。

・多くの人に商品を知ってもらうにはどうするか?
・制作、販売、流通にかかる工数とコストをどうするか?
etc..

そしてこれらの問題をクリアするために、クラウドファンディングを行い、多くの人の協力を得ることはできないか?と考えたました。

【私たちにできること】

これまで不要なモノとして処理されてきた鹿のツノにひと工夫を加えることで新たな価値を創造し、獣害問題に取り組んでいくが、私たち【Deer Plus One】のできることではないか?

私たちは、この活動を通じて生じた売上げで、鹿の角を卸してくださる猟師さんたちから継続的な買取を続けます。

そしてそのお金を獣害駆除のための活動費用に活用していただくことで、獣害問題の解決が前進することを願っています。

私たちの考えや現状を知り、プロジェクトを手伝ってくださる方、サポートを行ってくれる方からのご連絡もお待ちしています。

コンセント式の小さなバージョン

電気用品安全法(PSEマーク)も取得し、店舗などでも利用可能に。

大きさや形は全て一点もの、最適な組み合わせを製作者が選びます。

形の違いが生み出す、影のグラデーション。

オブジェは、レジ横に置いても良い雰囲気

Get Our Product

現在Deer Plus Oneの制作プロダクトは
正式な販売方法を準備中です。
・このプロダクトを欲しい
・このプロジェクトを支援したい
と思っていただけた方はぜひ、
下記クラウドファンディングよりご支援ください。

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